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thank you (39歳) 会

日時:2014年4月25日(金)19:00〜21:00
場所:みのり Cafe (文京区)

報告
介護とか介護保険にはまだなじみのない方も、40歳になれば、保険料を納めることに。
その直前の39歳って、いろんな意味で節目です。来年から介護保険料を納める年。自分のこれからにも、親のこれからにも、子どものこれからにも、いろんな人の人生に関わっている年代。そして、平均年齢で見れば人生の折り返しの年代。で、そこに焦点を当ててみました。
みんなが納める介護保険料、どう使われるの?、これでどう支えるの?、自分たちの時は?
来年から介護保険料を納める39歳。考えるなら今でしょう、ってわけで。参加者は、私を入れて8人。プレゼンの後、とても中身の濃いワークショップができました。
年代層は、ズバリ39歳はいませんでしたが、概ね、その辺りの方が多かったようです。(歳を聞くのを忘れました)。
まとめられないくらい、話は多岐にわたりました。方向は、どう展開するかにも・・・。とてもいいヒントがもらえました。今後、ブラッシュアップしていきたいと思います。

マイケア×みんくるカフェ
みんなで考えよう、自分らしい老いのデザイン

日時:2013年10月27日(金)13:00~16:30
場所:東京大学医学図書館3階M1室(文京区)

報告はこちら
LinkIconみんくるカフェブログ

ノンパ×マイケア
~自分事としてイメージする介護~

日時:2013年5月26日(日) 13時30分~(受付:13時15分~)
場所:滝野川会館 303集会室

報告
若手行政職の方々の勉強会、ノンパとコラボでワークショップを行いました。参加者は19名。行政職、家族の介護にかかわったことのある方、仕事として介護の場にいる方、いろいろな方が参加してくださいました。いつものことながら、話し合う内容もテーブルごとに違って、楽しく気づきの多い会となりました。
スタッフのみなさん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

自己作成者発!
マイケアプランフォーラム2010
全国保険者調査から見えてきたケアプラン自己作成の意義と課題

日時:2010年6月6日(日)13:30~16:15
場所:東京芸術劇場 大会議室
趣旨:

全国マイケアプラン・ネットワークでは、平成21 年度に、厚生労働省老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)を得て、ケアプラン自己作成について調査研究を行いました。
今回、そこから見えてきたケアプラン自己作成をめぐる現状、意義と課題を報告し、自己作成について共に考える会を開催します。

プログラム:(敬称略)
全国保険者調査から見えてきたケアプラン自己作成の意義と課題

  • 立正大学大学院 社会福祉学研究科講師 國光登志子

ケアプラン自己作成について

  • 厚生労働省社会・援護局 地域福祉課 課長補佐/前老健局振興課 介護支援専門官 遠藤征也

パネルディスカッション

  • 立正大学大学院 社会福祉学研究科講師 國光登志子
  • 厚生労働省社会・援護局 地域福祉課 課長補佐 遠藤征也
  • 財団法人 長寿社会開発センター 常務理事 石黒秀喜
  • コミュニティケア活動支援センター 事務局長 佐藤修
  • 地域交流ボランティア・よりあい*ええげえし 事務局長 須田正子
  • 自己作成経験者 中村達雄
  • 全国マイケアプラン・ネットワーク代表 島村八重子



6月6日(日)、東京・池袋において、平成21 年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)事業として行った調査研究の報告会、マイケアプランフォーラム2010「全国保険者調査から見えてきたケアプラン自己作成の意義と課題」を開催しました。
報告書を元に検討委員長の國光登志子氏(立正大学大学院 社会福祉学研究科講師)が概要を報告、次に前介護支援専門員である厚生労働省社会・援護局地域福祉課の遠藤征也氏が講演、そのあと、検討委員によるパネルディスカッションが行われました。
検討委員からは、「自己作成の普及は、数ではなく、自覚を持って自己作成をする人を増やすことが大事。またケアマネジャーに依頼している人も主体的な利用者へとシフトしていくことが、これからの社会にとっては必要」、「介護の社会化へと向かうためには、自己作成が大きなポイント。自己作成を基本にすえた制度設計にすることで介護保険の理念が生かされるのではないか」「自分のことを振り返ってこれからの暮らしを考えることは、介護予防につながる」「素人だからと手順を省くのではなく、丁寧な手順を踏んで透明性の高いケアプランにすることが大切」「自分のケアプランをしっかりと考える市民はこれからの社会を成熟したものに向かわせるための牽引力になるのではないか」などの意見が出されました。保険者が「前向きな市民を育てる」という姿勢で支援体制を整えていかなくてはいけない時期に来ているようです。(代表・島村八重子)
LinkIcon報告書:全国保険者調査から見えてきたケアプラン自己作成の意義と課題

マイケアプランフォーラム2007
介護予防こそマイケアプランで
-介護予防ケアプランの自己作成支援-
-東京都府中市の取り組み-

日時:2007年11月25日(日)13:00~16:00
場所:東京芸術劇場 大会議室
趣旨:

改正介護保険では、利用者の自立支援という制度の理念のもと、介護予防に重点が置かれています。介護予防ケアプランは地域包括支援センターが担うとされていますが、自分を振り返り、何をしたいか、どう暮らしたいかを考えることは介護予防の第一歩。
介護予防ケアプランこそ利用者が自分でつくってみませんか?
介護予防ケアプランの自己作成を積極的に支援する東京都府中市からの報告をもとに、利用者はどのように考えればいいのか、地域包括支援センターや自治体はどのように支援したらいいのか、皆で考えたいと思います。

プログラム:(敬称略)
基調報告「東京都府中市の取り組み」

  • 府中市保健福祉部高齢支援課地域包括支援センター担当主幹 芦川伊智郎
  • 府中市地域包括支援センター予防ケアマネジメント担当主査 石田淳子

シンポジウム
「介護予防こそマイケアプランで」

  • 府中市保健福祉部高齢支援課地域包括支援センター担当主幹 芦川伊智郎
  • 武蔵野大学現代社会学部教授 佐藤信人
  • 自己作成をしている利用者
  • 立正大学社会福祉学部教授 國光登志子

会場には、市民、自治体関係者、地域包括支援センター関係者、介護支援専門員、介護サービス事業者、学生など、84名が集まってくださいました。
初めに、府中市保健福祉部高齢支援課地域包括支援センター担当主幹・芦川伊智郎さんが自己作成支援に至る経緯と考え方を、次に府中市地域包括支援センター予防ケアマネジメント担当主査・石田淳子さんが、書式や業務内容など取り組みの実際について、基調報告。続いて、立正大学教授・國光登志子さんをコーディネーターに、武蔵野大学教授・佐藤信人さん、介護予防ケアプランの自己作成をしている利用者によるシンポジウムへ進み、活発な意見交換が行われました。
府中市では、9月現在、介護予防プランの自己作成者が165人に上るそうです。「介護予防の本質は、まず一番よく知っている自分を理解すること、それを素直に表現すること。そうした市民の意識を育てていくことがねらい」と、芦川さん。当市では、予防ケアプランの自己作成支援を、「予防ケアマネジメント」ではなく、「包括マネジメント」と位置づけています。つまり、プラン作成支援だけでなく、その高齢者の今後の暮らしを支えるという視点に立った、トータルコーディネートのひとコマとしてとらえているわけです。比較的元気なうちに自分の生活を見直し、自分でこれからの暮らしを考えることは介護予防そのものです。加えて、高齢者が地域包括支援センターや在宅介護支援センターとの太いつながりを早くから持っていけば、仮に要介護になったとしても連携がスムーズに進むでしょう。単なる業務や手続きではなく、市民を育てるという視点に立っているのが特徴です。(代表・島村八重子)

マイケアプランフォーラム
マイケアプランを体験してみよう!
~自分らしい暮らしのために~

日時:2006年7月8日(土)13:30~16:30
場所:東京芸術劇場 大会議室
趣旨:

いつまでも自分らしい暮らしを送るために、自分らしいケアプランを自分で立ててみませんか?あるいは身近な人のケアプランを考えてみませんか?ワークショップ形式でマイケアプランを体験し、介護のある自分らしい暮らしを一緒に考えたいと思います。

パネラー(敬称略)

  • 古都賢一(厚生労働省老健局振興課長)
  • 國光登志子(立正大学社会福祉学部教授)
  • 浅川澄一(日経新聞編集委員)
  • 山田圭子(日本介護支援専門員協会常任理事)



4月からの介護保険改正で、厚生労働省からは「自己作成は利用者本位という趣旨からいえば当然保障されるものである」という通達が再三出されています。最近は、「そんな方法があるのなら、自己作成をしてみたい」「自己作成こそ介護保険の趣旨にあっている」などの前向きなお問い合わせをいただくようになりました。
ところが一方で、ケアマネ難民が取りざたされるようになり、その角度からも、「自己作成」への関心が高まっています。私たちはこの傾向に対し、マイケアプランの趣旨から離れ、方便としての自己作成に走ってしまうのではないかと危惧を抱いています。そこで、「マイケアプランの本質を知ってもらおう」という意図で考えたのが、この企画です。当日は、北海道から鹿児島まで101人という参加者を得て、マイケアプランへの関心の高まりを実感することができました。
フォーラムはワークショップを中心に行われました。事例をもとに各グループで擬似家族になり、糸野ヨネさんという82歳の主婦の介護予防ケアプランを考える第一回目の話し合いという設定です。10グループそれぞれに、ヨネさんのためにたくさんの資源が集まり、現実はこうはいかないという声も聞こえました。でもそれは、ヨネさんがそういう人生を歩んできたから。だから私たちも、今のうちから自分の生き方を、きちんと考えていかなくてはいけないんだ、そんなことを感じ取ってくれた方もいました。
普通の人が普通に自己作成を選べるようになり、自分らしい暮らし方をベースにしたケアプランを立てられるようになる時代の到来を予感させてくれるフォーラムでした。(代表・島村八重子)

マイケアプランシンポジウム2005
ケアプランを自分で立てよう!
~自己作成者からの5年間の報告~

日時:2005年7月3日(日)13:30~16:30 (プレイベント10:30~12:00)
場所:東京ウイメンズプラザ ホール
趣旨:

介護保険制度施行5年を機に、サービスを利用してきた側からの報告会を企画しました。ケアプランを自己作成する中で、得たもの、見えてきた問題点などを報告し、介護について、またケアプランの自己作成について、いろいろな視点で考えたいと思います。

プログラム:

プレイベント

「あたまの整理箱」を使ってケアプランを立ててみよう!

シンポジウム
自己作成だから見えてきたもの

パネラー(敬称略)

  • 香取照幸(厚生労働省老健局振興課長)
  • 國光登志子(立正大学社会福祉学部助教授)
  • 佐藤ちよみ(対人援助スキルアップ研究所所長、元ケアマネジャー)
  • 島村八重子(全国マイケアプラン・ネットワーク 代表)

おかげさまで、シンポジウム2005「ケアプランを自分で立てよう!~自己作成者からの5年間の報告~」が無事終了いたしました。160名以上の方にご参加いただき、ちょっときまじめな「文化祭」という雰囲気で、行うことができました。
ケアプランが自分でつくれることを知っている人はあまり多くはありません。周知されていないからです。でも、たまたま知って、やってみたらけっこういろんなことが見えてきました。
自分で自分のケアプランを立てている人は、見違えるように元気になりましたし、身近な人のケアプランを立てている人は、普通のオジサン、オバサンですが、確実に賢くなりました。そういうことをご報告させていただきました。
介護保険改正に向けての私たちの望みは簡単です。来年度、改正に向けて自治体ではパンフレットを作り直すはずです。そのときに、ケアプランは「ケアマネジャーに依頼する」道と「自己作成をする」道の2つの選択肢があることを明記してほしいのです。そして、「自己作成をするなら勝手にやってね」というのではなく、相談に乗ってもらえるようなサポート体制を整えてほしいのです。
自己選択・自己決定がうたい文句の介護保険ですけど、選択肢がなければ選びようがありませんし、自己作成となれば相談に乗ってくれる場所は必要ですから。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。(代表・島村八重子)

第2回シンポジウム
自分らしいケアプランを立てよう
~真に利用者主体のケアプランを立てるために、利用者ができること・ケアマネジャーができること~

日時:2004年6月13日(日)13:30~16:30
場所:東京ウイメンズプラザ ホール
趣旨:

介護保険制度の趣旨は利用者主体。ではどうしたら、真に利用者が主体となって自分らしいケアプランが立てられるのでしょうか?そのために利用者はどうしたらいいのでしょうか?ケアマネジャーはどう利用者を支えればいいのでしょうか?利用者も専門職も、それから今は介護に関わっていない人も、一堂に会して皆で考える場にしたいと思います。

プログラム:
真に利用者主体のケアプランを立てるために、利用者ができること・ケアマネジャーができること

パネリスト:(敬称略)

  • 山崎史郎(厚生労働省老健局総務課長)
  • 小楠寿和(ケアマネジャー/在宅介護支援センター職員・介護支援専門員連絡会世話人)
  • 島村八重子(全国マイケアプラン・ネットワーク代表)
  • 自己作成者
  • 國光登志子(立正大学社会福祉学部助教授)

今回のシンポジウムの趣旨は自己作成を推進することではなく、「自分らしいケアプランを立てる」ために利用者が、ケアマネジャーがどうしたらいいのかを、一堂に会して考えること。ケアマネジャー、行政、自己作成者がパネリストとなりました。参加者は全体で146名。一般・ケアマネジャーなどの専門職、20代から70代まで、幅広い方々に来ていただきました。
事例発表やディスカッションを通じて、何らかのヒントを持って帰っていただけたのでしたら幸いです。
利用者は「自分」の専門家。ケアマネジャーは制度や医療・介護などの専門家。どちらか一方ではいいケアプランは立てられません。両方の専門性が対等に融合できる体制づくりが求められていると思います。そのためには私たちみんなの意識改革も大切ですが、それだけを期待するのではなく、そろそろ行政の制度的な後押しが必要なときに来ていると感じました。(代表・島村八重子)

第1回シンポジウム
ケアプランを自分で立てるということ
~自己選択・自己責任の時代に向けて~

日時:2003年9月7日(日)午後1:30~4:30
場所:東京ウイメンズプラザ ホール



全国マイケアプラン・ネットワークでは2001年9月の発足以来ずっと、「利用者にとって良いケアプランとはどんなものだろう」「利用者自らが良いケアプランを立てるにはどうしたらいいのだろう」「こんなときにはどうしたらいいのだろう」そんなことをみんなで考えてきました。
その成果として、「自己作成支援ソフト『とき』」やワークシート式マニュアル「マイケアプランのための『あたまの整理箱』」が生まれました。
そこで私たちは一度立ち止まって、ケアプランを自分で立てるということは、自分にとってどんな意味があるのか、また社会にとってはどんなことなのかを、改めて、もっと広い場でたくさんの立場の皆さんと一緒に、考えてみたくなりました。それで、今回のシンポジウムを企画したわけです。
当日は介護保険にはまだ縁のない20代の若者から介護真っ只中の方、またケアマネジャー等の専門職など、130名が集まってくださいました。
そしてそれぞれの立場から、ケアプランを自分で立てるということの意味を考えていただけた手ごたえが感じられる集いとなりました。本当にどうもありがとうございました。(代表・島村八重子)