マイケアカフェ of 全国マイケアプラン・ネットワーク


HOME > 活動紹介 > マイケアカフェ

マイケアカフェ2017 春

日時:2017年5月27日(土)18:00~19:30
場所:BOOK LAB TOKYO
テーマ:「認知症になってもだいじょうぶ! そんな社会を創っていこうよ」
スピーカー:藤田和子さん(日本認知症ワーキンググループ共同代表・NPO若年性認知症問題にとりくむ会「クローバー」副理事長)。

 鳥取県にお住まいの藤田さんは認知症の義母を介護した後、看護師として働いていた2007年、アルツハイマー病と診断されました。

 「認知症」と聞くと、「高齢者の病気」「何も分からなくなる」と受け止められがちですが、藤田さんのような若い人も含めて誰にでも起こり得る出来事です。藤田さんは認知症に関する広報活動などを通じて、認知症の人だけでなく誰でも住みやすい社会をつくるための活動を展開しており、今年4月に『認知症になってもだいじょうぶ!そんな社会を創っていこうよ』(徳間書店)を刊行しました。cafe03.jpg

 会合では、藤田さんと代表の島村、本の企画に携わった株式会社メディア・プラスの松嶋薫さんの3人を囲む形で、藤田さんに本を刊行した思いや認知症当事者として感じていることなどを話してもらいました。


cafe002.jpg藤田さんによると、「認知症になっても~」というタイトルに思いが込められているとのこと。藤田さんは「認知症が正しく理解されていない」と述べた後、「認知症には様々な状態・病気があるのに、診断を受けた2007年当時はオーストラリアのクリスティーン・ブライデンさんを除くと、プラスの情報が出ていなかった。今は日本でも、認知症になっても自分らしく生きる人がいて声を上げ始めている。そうした人たちの声を聴き、「認知症になっても自分らしく生きられるんだと知ることができれば、諦めずに済む。これから認知症になるかもしれない人には希望の光になる」と話しました。

 さらに、藤田さんは「元の状態に戻れとか、良くしようと言われてもつらい。忘れないようにと言われても忘れちゃうし、忘れたくて忘れるわけじゃない」「夫だろうが、息子だろうが、悪気がなくても『何で分からないんだ』というように言われると、その人にとっては単なる恐ろしい人になってしまう」と発言。その上で、自分を理解してくれる家族や周囲と一緒に考えて、カレンダーに日程を記入することで忘れても良いように工夫したりしつつ、日常を暮していることを紹介してくれました。


cafe01.jpg参加者との質疑応答では、「どこまで覚えているのか。認知症で苦労することは何か」との質問に対し、藤田さんは「調子が良い時と悪い時があるので、凄く複雑。でも、きっかけがあれば(記憶から)話を引き出せる。(認知症に関する世間の)情報は全てうそじゃないけど、全てが正しいわけではない」「認知症=介護問題ではなく、認知症になった後に暮らしをどうするかが問題。例えば『自分が大切に思っている仕事を続けたい』と思った時、交通手段をどうするか、周囲の理解をどうするかが重要。介護の問題は先なので、(初期段階から介護までの)その間をどうするか大事」と答えていました。

 さらに、アルツハイマーを自覚した経緯に関する質問では、藤田さんは「本が読めなくなった」「食後のデザートを食べたことを覚えていなかった」などの出来事を紹介。バイタリティーを維持できている秘訣については、「認知症になっても希望と尊厳を持って生きられる社会を目指して行動している。だから(脳が)活性化しているのかも」「それぞれが大好きなことを何としてでもやる(という思いを持つ)。そう思えるように周囲が一緒に動いてくれる。ただ、簡単に行動できるわけではなく、自分でも激しい脳の疲労と闘いながら大変な努力をしている。それをわかった上で一緒に動いてくれる人がいないとできない。1人じゃ絶対に無理」「初期から適切に診断され、早い段階から自分が何でそうなっているか的確に理解することが大事」と話していました。

 今回の会場は渋谷区の「BOOK LAB TOKYO」。飲食を楽しみつつ、本を読めるオシャレな空間で、参加者32人(事務局を含む)が熱心に藤田さんの話に耳を傾けていました。(文責 三原)

マイケアカフェ2016 冬 2

日時:2016年12月5日(月)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:「混合介護の規制緩和って、どういうこと?」
スピーカー:柳本文貴さん(NPO法人グレースケア機構代表)

cafe02.jpg「混合介護って何?」。政府では今、介護保険サービスと制度外サービスを組み合わせる「混合介護」が盛んに言われていますが、今回のマイケアカフェは市民の立場で議論しました。

冒頭、会員の浅川澄一さん(福祉ジャーナリスト、元日本経済新聞社編集委員)が「序論」として、混合介護が言われ始めた経緯や内容を説明しました。今でも混合介護は認められているが、具体的には、ヘルパーが要介護者だけでなく家族の食事もまとめて作るようなことはできない制度設計になっている。こうした規制を公正取引委員会は廃止するよう求めており、浅川さんが「選択肢を広げる観点で進めるべきではないか」と問題提起しました。

cafe01.jpgさらに、メインゲストとしてNPO法人「グレースケア機構」代表の柳本文貴さんが登場。グレースケアは東京都三鷹市を拠点に、制度外のケアサービスを中心に介護保険制度内、障害者支援等様々な介護サービスを提供しており、制度と制度外を組み合わせたケアプランやケアの実例、利用者が自費でヘルパーを選べる「ヘルパー指名制」などを紹介しつつ、「現行制度でもやれることはある」「自費サービスの認知が広がるかもしれないが、却って規制が強化されるのではないか。ヘルパーには時間短縮を通じて労働強化が進む」と指摘。混合介護の規制緩和を進めるのであれば、障害者総合支援法と介護保険制度、保育制度の垣根を低くすることが必要と述べました。

その後の意見交換では、「制度と制度の間で線引きがが発生するのは止むを得ない。混合介護を進めるのであれば介護保険サービスを使わないと報酬を貰えないケアマネジャーの報酬を見直すべきだ」「簡単に生活を制度で切れない。実質的に同じ時間でもやっていたが、何を変えるのか」「却って制度が複雑になって分かりにくくなるのではないか」「混合介護を広げる議論は制度サービスの縮小が前提になっているのではないか」「事業者の立場だと自費の場合、保険よりも安くなる。混合介護では事業者にとっては損になる」「2割負担の人は自費を使いたがらない事情がある」「制度外サービスも選べるように情報を入手できる仕組みが必要ではないか」「こんなに騒ぎ立てなくても、『保険外サービスと保険内サービスを明確に区分せよ』という土台無理な一文を取って、ざっくりとした支援を認めればいいのではないか」
などの意見が出ていました。

参加者は一般市民、介護家族、ケアマネジャー、ヘルパー、リハビリ職、介護事業経営者、地方議員、フリージャーナリストなど25人(事務局を含む)。会場を使わせて頂いたラミヨはほぼ満員となり、豚汁を堪能しつつ熱い議論が交わされていました。(文責 三原)

マイケアカフェ2016 春

日時:2016年4月11日(月)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:新しい総合事業の実際
ゲスト:浅川澄一さん(福祉ジャーナリスト、日本経済新聞社編集委員)

cafe2016spring01.jpg「新しい総合支援事業がわからん!」。今回のマイケアカフェは、そんな思いから開かれました。

新しい総合支援事業は要支援向け介護給付のうち、訪問介護と通所介護を介護予防事業に移管する内容で、「A:緩和した基準によるサービス」「B:NPO、ボランティアなど住民主体によるサービス」「C:短期集中予防サービス」などに分かれています。

この複雑怪奇な仕組みについて、スピーカーの浅川さんが制度改正の概要とともに、「制度改正は安上がりの介護に済ませるのが目的」と説明。さらに、「神奈川県秦野市では自主的に活動している団体、組織を新しい総合支援事業に繋ごうとしている。担当者が現場をキメ細かく訪ねている」などと、各地の取り組みを紹介しました。

しかし、全体的な傾向として、浅川さんは「サービスBを実施している自治体は少ない。NPO、市民団体に対する不信感が根強く、手っ取り早く社会福祉協議会を使っている自治体もある」と批判。

その上で、「B型サービスはコミュニティカフェ、地域サロンが担い手になれる。市民、NPO、ボランティア団体が主導権を取らないといけない」と話しました。

さらに、参入方法として、「一般介護予防で参入し、高齢者の居場所を作った後、B型通所サービスを始め、自宅を訪ねるB型訪問サービスに参入するのが良いと思う」と話しました。

cafe2016spring02.jpgその後の意見交換では、参加者が東京都世田谷区、練馬区、多摩市、京都市の現状を話しました。特に多摩市の方は要支援認定を受けており、新しい総合事業の対象になるため、市役所とのやり取りを披露しつつ、「10年以上もケアプランを自己作成しているのに、制度改正でできなくなった。介護保険の財政が厳しいので、安上がりにする目的は理解できるが、それだったら今まで不要だったケアプラン作成費が何で必要になるのか」などと話していました。

参加者は25人(事務局を含む)。「官が勝つか、民が勝つか。関ヶ原合戦だ」などとジャーナリスト魂あふれる浅川さんの発言内容に対し、参加者から「刺激的な内容だった」「何か胡散臭い仕組みだ」との感想が漏れ、時間を超過して活発な議論が続きました。
文責 /三原

マイケアカフェ2016 冬

日時:2016年2月6日(土)19:00~21:00
場所:みのりCafe(文京区)
テーマ:破綻からの奇蹟〜いま夕張市民から学ぶこと〜
ゲスト:森田洋之さん(南日本ヘルスリサーチラボ代表・鹿児島医療介護塾 まちづくり部長)

mycarecafe201602.jpg今回のゲストは鹿児島県から来られた森田洋之さん。森田さんは財政破綻した北海道夕張市の市立診療所長として勤務し、地域医療に従事しました。現在は鹿児島県で研究・執筆を中心に活動されています。

会合では、森田さんが夕張市の現状を説明。夕張市は2007年に財政破綻し、病床数は10分の1に減ったのですが、森田さんによると、住民に目立った健康被害は見られず、むしろ老衰、自宅での死亡など医療に頼らない亡くなり方が増えたと言います。

この経験を基に、森田さんは「病院がなくても幸せに暮らせる秘訣」として、①きずな貯金、②市民の意識改革、③生活を支える医療―の3つを指摘していました。

このうち、①は俗に「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」と呼ばれる人々の繋がり、②は予防医療に力を入れたり、天命を受け入れたりする住民の意識変化、③は在宅医療や多職種連携などを指します。

森田さんは「(3つが整えば)健康で楽しい人生をなるべく長く、子供たちの財産を食い潰さずに済む」と強調していました。

mycarecafe201602_2.jpgその後の意見交換では、参加者から「市民の意識を変えるには何が必要か?」「夕張市に住む人達の生活や意識はどう変わったのか?」「医療・介護職員の意識はどう変わったのか?」「薬剤師や薬局の位置付けはどうなっているのか?」などと質問。

これに対し、森田さんは夕張市の現状を説明するともに、「きずな貯金が増えれば医療・介護費用は抑えられる」「地域で活躍する薬剤師の役割は重要」と持論を披露していました。

参加者は19人(事務局を含む)、キャンセル待ちが15人という人気ぶり。会合が終わった後も名刺交換や議論が長く続き、参加者にとっては今後の医療・介護制度を考える良い機会になったと思います。
(文責/三原)

マイケアカフェ2015 初秋

日時:2015年8月31日(月)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:2015年改正の中核・新総合事業ってどんなもの?
ゲスト:服部真治さん(厚生労働省老健局総務課介護保険計画課・振興課併任課長補佐)

11178188_839066626206430_1643597718307320037_n.jpg今回のテーマは改正介護保険法に盛り込まれた「新しい総合事業」。これは要支援者の通所介護、訪問介護を介護給付から外し、現在の介護予防事業を大幅に改組する仕組みで、2017年3月までに全市町村が移行します。

冒頭、服部さんが法改正の概要を説明。服部さんによると、「国は地域包括ケアを進めているが、日々の暮らしは介護保険だけで支えられない。生活支援・介護予防が重要であり、みんなが元気でいられるシステムが必要」としつつも、介護と介護予防の関係が弱い点や担い手不足が課題と指摘。その上で、「専門職は専門的な介護に専念してもらうとともに、地域住民がみんなで気遣ったり、支え合ったりすることが重要。こうしたシステムを10年かけて作りたい」と述べました。

参加者との質疑応答では、自分の市町村がいつ移行するのか情報交換しつつ、「地域資源をコーディネートする人材確保は考えているのか」「データの開示は重要。市民にデータをもっと公表すべきだ」「住民の助け合いによる新制度のデイサービス(通所型サービスB)を増やせるかどうかがカギ。しかし、自治体にやる気を感じられない。『自治体の責任』と言って国は逃げているのでは」などの意見が出ました。

これに対し、服部さんは神奈川県平塚市、大阪府大東市など地域の先進事例を紹介しつつ、「(ネットワーク形成、地域資源の開発を目的とした)生活支援コーディネーターを配置する予定であり、これを養成する新しい事業を始めた」「市民にデータを理解して頂くことは重要」「市町村は今、生活支援コーディネーターの養成に専念している。逃げているわけではないと思う」と丁寧に答えていました。

さらに、参加者からは「安上がりなサービスになるという懸念が出ているが、次の世代に借金を残さないため、むしろ安上がりを目的としたサービスが必要なのでは」「地域で長年、やってきたボランティア活動はどうなるのか」「ボトムアップで意見を聞きながら制度設計すべきだ」「制度名が分かりにくく、高齢者や利用者目線になっていない」「本来、介護保険の財源を使うべき施策なのか」「既に自然発生的な助け合いの取り組みがあるのに、わざわざ制度にするのか。地域でじわじわと作っていくべきではないか」などの厳しい意見も出ました。

こうした意見に対しても、服部さんは地域の先進事例などを引き合いに出しつつ、今回の制度改正の重要性を説明した後、「今は『介護保険を使わなければ損する』という雰囲気があるが、今回の新しい事業を市町村や住民の皆さんが使いこなすような機運づくりに努めたい」と述べていました。

11918928_839066636206429_2751753490729287625_n.jpg参加者は26人(事務局を含む)。ラミヨの椅子を全て使い切るほど満員でした。服部さんの熱心な解説にもかかわらず、終了後も首を傾げている参加者が散見されましたが、市民が役所の担当者から直接お話を聞き、意見交換できたのは貴重な機会。市民参加の足掛かりにしたいと思います(文責/三原)。

マイケアカフェ2015 初夏

日時:2015年6月2日(火)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:自己作成支援ソフト『とき6.0』バージョンアップ秘話~複雑怪奇な介護保険の計算も一発!~
ゲスト:山内昇さん(『自己作成支援ソフト とき』制作者)

11391217_792204164226010_6924881972670218813_n.jpg今回の話題はマイケアの誇る表計算ソフト「自己作成支援ソフト とき」と、介護報酬の複雑化。

マイケアプラン・ネットワークではケアプランの自己作成を支援するため、表計算や書類作成を可能とする「自己作成支援ソフト とき」を2003年から無料で公開しており、3年に一度の改定にも対応しています。

一方、サービスに様々な加算減算措置が追加されることを通じて、介護報酬制度は年を経るごとに複雑化しています。

会合では、島村代表が「とき」をデモンストレーションしつつ、加算減算措置の追加を通じて、報酬制度が15年間で如何に複雑化したかを説明。

さらに、山内さんが「最初のうちは簡単な計算だけだったのに、最近は例外が増えて複雑化している。(家でたとえると)2階の上に3階を作り、さらにテラスハウスを建て増ししている感じで、普通の建物であれば消防法違反。このままでは将来的に4階建てになり、5階建てになる。こんなことをいつまでも放置するのか。もっと簡素にすべきではないか」と持論を述べました。

その後、参加者から「一般の人に理解できないぐらい複雑化していることが問題」「介護保険の財源は税金と保険料。今後、自己負担が増えることも予想される。それなのに利用者が計算できないのはおかしい」「利用者は加算が何のことだか分からない。『加算が必要』と言われると、利用者は是非を判断できない」との疑問や意見が出ました。

10931161_792204187559341_1764088344339509082_n.jpg介護職員やケアマネジャーも「認知症加算のメリットを聞かれた時、説明できなかった。報酬が低くなった分、儲ける加算を探す結果、加算目当てになってしまう。しかし、これは利用者から見たら分からない」「どこの事業所がどんな加算を取っているか確認しないと分からない。一方で、報酬を早く請求しなければならない以上、個々の加算や計算をチェックできないので、最終的に合計額が合っているかどうかチェックするだけになっている」「国は『基本報酬を減らす代わりに加算を作った』と説明するが、実際は取得に必要な要件が厳しく、取得する手間暇が大きいので、取得率が低い加算もある。これは一種の『アリバイ加算』ではないか」などと現場の実情を紹介してくれました。

参加者は24人(事務局を含む)。真夏を思わせる天気の中、会場となったラミヨは熱気に包まれていました。写真は会場の様子、デモンストレーション中の「とき」。(文責/三原)

マイケアカフェ2014 冬 X'mas

日時:2014年12月19日(金)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:道しるべ ~若年認知症本人の思い 家族の想い~
ゲスト:越智須美子さん (飛梅の会代表)

cafe04winter01.jpg歓談しながら参加者が揃うのを待ち、まずは自己紹介。認知症家族会のかた、マスコミ関係、医療職、施設勤務など立場は様々で、初参加のかたも。(参加者はスタッフ併せて23名でした)

始めにドキュメント番組の映像をDVDで見て、若年認知症を発症した越智俊二さんと須美子さんの日常や介護の様子、国際会議で若年認知症当事者として初めて講演された当時のこと、病状の進行と暮らしの変化などを目の当たりにしました。

続いて、俊二さんが実際に使われていた原稿を、ラミヨ主宰者の竹内さんに読み上げていただきました。消えていく記憶・将来への不安、須美子さんへの感謝の言葉が印象的でした。

cafe04winter02.jpgその後、越智須美子さんより若年認知症と向き合った日常と不安とのたたかい、それでも笑顔を忘れずにいたこと、家族間の真剣な話し合い、入所の際して感じた罪悪感、終末期の葛藤など、俊二さんが間質性肺炎等で亡くなるまでの16年に渡る介護の日々をお聞きしました。
(報告/須田)

マイケアカフェ2014 夏

日時:2014年6月30日(金)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:「がん」になった時の自己決定
ゲスト:浅川 澄一 氏 (ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員)

cafe2014summer02.jpg今回のゲストは日本経済新聞編集委員で、ジャーナリストの浅川澄一さん。浅川さんは直腸にがんが見つかり、肝臓に転移していたとして、第4期の宣告を受けて今年2月4日に手術。現在は抗がん剤の治療に入っており、今回は闘病体験と、そこから学んだがん治療・病院の話を展開しました。

例えば、浅川さんは抗がん剤の副作用について、「親指の皮が剥けて親指に力が入らないため、シャツのボタンを付けられない」「ソースと醤油の区別が付かないなど味覚がなくなる」「冷たいジュースを飲むと、のどに痺れが出る」と紹介。

さらに、「がんの手術件数が多い病院は『いい病院』。拠点病院に集約した方が効率的」「認知症ケアとがん治療は似ている。認知症ケアについて、薬で精神疾患を抑えてダメだったら精神病院に送る医師と、介護職と組んで生活を支援する医師がいるのと同じで、がんも医師のレベルで医療の質の内容が変わる。当事者の身になって考える医師と、そうじゃない医師の違いがある」との私見を披露しました。

後半の質疑応答では、参加者から「拠点病院と言っても、遠くの医療機関にかかる時はどうすれば良いのか?」との質問が出て、浅川さんは「遠方から手術を受けに来る人もいるので、命には代えがたいという発想が多い」「手術を受けた病院では内科、外科、抗がんがチーム診療をやってくれたので良かったし、最寄りの病院に情報も送ってくれた。しかし、(総じて医療機関同士の連携は悪いので)『カルテや診療情報をくれ』と言って、こちらから連携を促すべきだ」と回答。

このほか、「病院の良し悪しを判断するデータで最も大事なのは生存率ではないか?」「インフォームド・コンセントはどうだったか?」という質問が出て、浅川さんは「ステージごとの生存率で見ることができるかもしれないが、今のシステムでは病院が情報を出さないので難しい」「説明は十分にあったが、抗がん剤を飲み薬と点滴のどちらにするかぐらいしか選択肢がなかった」と答えました。

cafe2014summer03.jpg最後に死生観に対する問いが出ると、浅川さんは「母親が亡くなるまで生き続けなければいけない」「(周囲に)余計な心配をかけたので、(がん検診を受けなかったことは)少し後悔している」としつつも、「人生でやりたいことはほとんどやり切った。死生観が大きく変わったことはない」と発言した上で、「身体機能が低下してコミュニケーションが取れないなどの状況になった時、長生きしても面白いのかと思う。できれば自分で死ぬ時期を決めたい」との持論で締め括りました。

参加者は24人(スタッフ含む)で、会場となった「ラミヨ」は今回もほぼ満員に。ジャーナリスト魂にあふれた浅川さんの発言に対し、参加者から異論も出て議論は大いに盛り上がりました。(報告/三原)

マイケアカフェ2014 晩春

日時:2014年5月30日(金)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:介護保険制度の原点に戻ろう
ゲスト:堤 修三 氏 (元厚生労働省老健局長)

cafe2014spring01.jpg今回のゲストは厚生省/厚生労働省の老人保健福祉局企画課長、老健局長などを歴任した堤修三さん。自他ともに認める「介護保険の産婆役」になった方です。

介護保険は2015年度に大改正を控えています。この時期だからこそ、制度創設時の理念や考え方、経緯などを堤さんから伺い、市民として制度の将来像を考える場を設けました。

冒頭、堤さんは「今の介護保険はヘンチクリンな姿になった。今日話すのは老兵の意見」と前置きしつつ、介護保険の意義として「市民が自らの要介護リスクに備えて保険料を拠出(=自助)し、共同社会を構成する他のメンバーのためにもなる」と説明。その延長線に利用者本位、自己決定、自立支援が位置付けられるべきであり、ケアプランの自己作成については、「自立支援の視点で行われ、利用者本位・利用者選択が徹底されるのであれば望ましい」と話しました。

その一方で、自己作成が当初、想定されていなかったことも話題になりました。

堤さんによると、制度案を自民党に説明した際、党内の医療系議員から「ケアマネジャーが全て取り仕切るのは如何なものか」という議論が出たため、「(制度を説明する絵の)ケアマネジャーの役割を小さくした」とのこと。結果論ですが、この時の経緯と判断が自己作成の道を開いたことになります。

さらに、ケアマネジメントやケアプランの作成を市町村の事務ではなく保険給付の対象とした点に関しては「市町村の事務にしたら担当者がコロコロと代わり、ケアマネジメントが伸びないという判断があった」と発言。

要介護認定により支給限度額を設け、限度額内でケアプランを立てるケアマネジメントと給付管理をする専門職として、ケアマネジャーに大きな期待を寄せていたとのことでした。

制度創設時に「地方分権の先駆け」と喧伝されていたことについては、「要介護認定は国の基準で、市町村が自由に決められない。『地方分権は試金石』とは嘘っぽい表現。(制度以外の)白地は市町村のアイデアが出て来る余地があったが、その後の改定で(国が白地を)埋めてしまった」と指摘した上で、「法律を改正したくなるのが役人の性。しかし、法律を改正すると変な条文ばっかり増えるので、(自治体や現場の負担増を考えると国は)制度改正を抑え気味にやるべきだ。今みたいに3年に1度改正する必要はない。こんなに頻繁に改定していては、自治体も事業者もそれを追うことばかりに躍起になる。やっとわかったと思ったら次の改正がやってくる。これでは地域や現場のことを考える暇がない」と語りました。

説明の最後に堤さんは「住民は地域のサービスや保険料の水準を目の届く所で判断しやすい。民主主義が機能しやすいように箱庭化しているのが介護保険だ」と述べ、生活に最も身近なケアの負担と給付の関係性を分かりやすくしている点で、介護保険が市民による自治を想定していることを強調しました。

そして、市民(被保険者・利用者)が制度運営へ積極的に参画することが求められる。国の審議会、自治体の介護保険事業計画委員会の委員の少なくとも1/2は市民代表にすべきで、その市民の構成は、半分は本人あるいは身近な人が介護保険を利用している人、半分は保険料負担をしているが利用していない人にすべきだと結びました。

その後、参加者との意見交換では「制度を作った際、ケアマネジャーによる作成だけを想定し、自己作成を考えなかったのではないか? だから自己作成を周知しなかったのではないか?」「市民の力を信じていなかったのではないか」「穏やかに死を迎えたい段階の人にまで自立支援というのはおかしいのではないか」「介護保険サービスでガーデニングをやっていたが、ある時に『屋外はダメ』と言われた。その根拠は何なのか?」「ケアマネジャーやケアマネジメントの今後をどう考えるべきか?」「この制度によってどんな社会をめざしたのか?」「財政難の中、どうやって制度の持続可能性を維持するのか?」といった質問や議論が次々と出ました。

これに対し、堤さんからは「自己作成を必ずしも最初から想定していたわけではない」「制度創設時にケアマネジメントの標準化を目指して学会設立を後押ししたが、未だに標準化できていない」「介護保険は危ない橋を渡っている。介護を使わないまま、掛け捨てになる人が多いから詐欺みたいな側面は否めない」「リスクの高い人だけを集めた社会保険は難しい」などと、参加者が仰天する大胆な発言も飛び出しました。

さらに、給付抑制に対する財務省のプレッシャーが強い点に言及しつつ、「マイナス改定が早過ぎた。(本質を議論できないまま、制度改正が)その場しのぎになっている」と発言。今度の法改正で市町村に設置が義務付けられる「地域ケア会議」に関しても、「どういう観点と専門性で市町村がケアマネジャーに物を言えるのか。国に謙虚さが足りない」と批判していました。

cafe2014spring02.jpg参加者は26人(スタッフ含む)で、会場となった「ラミヨ」の椅子をフルに使い切る超満員。制度が誕生した2000年の出来事をランチョンマットにした食事を楽しみつつ、当初の理念を忘れつつある介護保険の本質を巡って、議論は時間を超過して大いに盛り上がりました。(報告/三原)

マイケアカフェ2014 冬

日時:2013年1月23日(木)19:00~21:00
場所:暮らしの保健室(新宿区)
テーマ:暮らしの保健室の2年半
ゲスト:秋山正子氏 (暮らしの保健室長、ケアーズ白十字訪問看護ステーション統括所長)

DSCN7187-1.jpg今回のカフェは、あの!「暮らしの保健室」。高齢化が進んだ都営団地の戸山ハイツ(新宿区)で健康相談などを受け付ける場として、訪問看護師の秋山正子さんが2011年7月に開催したスペースです。
暮らしの保健室は東京財団「介護現場の声を聴く!」第46回参照

会合では、秋山さんが2年半の取り組みとして、暮らしの保健室を訪れた利用者の不安を相談過程で解消したり、制度の隙間に落ちている人を多職種連携で支援したりしていることを紹介してくれました。

また、相談に訪れた人数が2011年度の約1200人から2012年度に約1600人に増加し、2013年度(4~12月)で約2900人にまで増えたことも話してくれました。

その後の質疑応答では、参加者から「国の補助金が切れた後の対応は?」「自分の住む地域でも同じような機能が欲しい。どうすべきか考えたい」「念願だった暮らしの保健室に来ることができて良かった」「病院に行く前の不安を解消する場として素晴らしい取り組みと感じた」などの質問や意見、感想が出ていました。

参加者は24人(スタッフを除く)。募集開始から僅か4時間で定員を超える人気ぶりでしたが、当日もドタキャンはなく約70平方メートルの室内は参加者の熱気に包まれ、時間を超過して盛り上がりました。(報告/三原)

マイケアカフェ2013 秋

日時:2013年10月25日(金)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:みんなで語ろう社会保障~国民会議報告書を考える~
ゲスト:三原 岳 氏 (東京財団研究員兼政策プロデューサー)

cafe2013fall.jpg2013年8月6日に国から社会保障制度改革国民会議報告書というのが出されましたが、国民会議といいながら、国民の知らないところで議論がなされ、報告書を読んでもチンプンカンプン。
そこで、東京財団研究員の三原岳さんに手伝っていただきながら、みんなで考えよう、と企画したものです。参加者は24人。
最初に、国民会議にいたる背景について、三原さんが説明してくれました。
次にこの三原さんの話を踏まえて、3つのテーブルに分かれてワールドカフェ方式で参加者同士議論。3つのテーマは「在宅で最期を迎えるために何があったらいい?」「いつまでも安心して暮らすためにどんな街になったらいい?」「これからの社会(少子高齢化・負担増…)、私にできることは?」。
各テーブルで、自分事としての、白熱した議論が交わされました。
最後に、三原さんが国民会議報告書にはどんなことが書かれているかを解説。私たちが考えたことと国が考えた方向性を、比べることができました。
手前味噌かもしれませんが、これぞ本当の国民会議といえるのではないか、と思えるような集まりになりました。

マイケアカフェ2013 夏

日時:2013年7月18日(木)19:00~21:00
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:市民目線で見たオランダの福祉と医療
ゲスト:島村八重子 (全国マイケアプラン・ネットワーク代表)

cafe2013natu.jpgメインテーマは島村によるオランダ視察の帰朝報告。島村代表が今年6月、オランダの有料老人ホームや高齢者住宅、ホスピス、家庭医の診療所などを視察した際の結果や感想をプレゼンし、参加者で意見交換しました。

オランダは病院の死亡率が35%に過ぎず、80%の日本とは明らかに異なる特徴を持っています。例えば、1968年から介護保険が整備されており、年齢や症状で区分せずに支援を提供しているほか、高齢者住宅も「社会住宅」(=健康な人が対象)、「寄りかかり賃貸住宅」(=やや弱った人)、「介護住宅」(=軽度者)、「看護住宅」(=重度者)と4種類に整理されており、看護職と介護職の区分もないので医療・介護の間で隙間が生まれにくい仕組みになっています。

さらに、前回のマイケアカフェで話題となった総合診療医に近い存在として家庭医制度が普及している点や、事前に準備すれば認知症になった後でも尊厳死を選択できる点なども特色。島村代表が視察時の写真をスライドで見せつつ、「住宅に地域の人が出入りできるので、閉鎖的な雰囲気がない」「利用者の評価が点数化されており、自己決定や自己責任が重視されている」などと説明しました。

これに対し、参加者からは「医療・介護の線引きはどうなっているのか?」「(高負担、高福祉が実現している)ベースには政府に対する信頼があるのではないか?」「制度の問題よりも個人の意識の持ち方が違う」といった質問や意見が相次ぎました。

参加者は計21人。会場となった「ラミヨ」の2階が満杯になるぐらいの熱気の中、本場よりも豪華なオランダ式軽食を食べつつ、時間を大幅にオーバーして議論は盛り上がりました。(報告/三原)

マイケアカフェ2013 初夏

日時:2013年5月29日(水)19:00~21:00
場所:みのりCafe(文京区)
テーマ:最期まで住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくための医療
ゲスト:菅野哲也 氏 (家庭医・荒川生協診療所所長)

IMG_1011.jpg今回のスピーカーは家庭医の菅野哲也さん。自分の健康状態に責任を持って診てくれて、看取りまで託せる「かかりつけ医」を見つけるため、元気なうちから医者と関わる重要性が話題になりました。

さらに、賢い医者の利用方法として、患者サイドから「先生の専門は何ですか?」「検査は何のためですか?」といったことを聞く方法のほか、在宅医療・介護に関しても、「要介護認定に必要な主治医意見書を主治医じゃない人が書くと大変なことになる」「在宅医なのに夜間往診をやらない所がある。訪問看護ステーションで良い医者を紹介してもらえた」といった体験が参加者から披露されていました。

このほか、日常的に起きやすい病気・疾病を診断・治療する医者として、2017年度から専門教育がスタートする「総合診療医」についても、「総合診療医はどこにいるのか?」「マトモな総合診療医を見たことがない」「かかりつけ医との違いは何か?」といった意見も出ました。

その一方で、「患者・利用者の病気や臓器だけでなく、生活を含めた全人的な状態を診てくれるのは素晴らしい」「総合診療医が普及すれば、患者が診療科を選ぶのではなく、ほとんどの病気・疾病を診てくれるようになる」といった声も出て、「賢い患者・利用者」として必要な心構えやスタンスを考える契機になりました。(報告/三原)

マイケアカフェ2013真冬

日時:2013年2月6日(水)18:30~20:30
場所:ラミヨ(目黒区)
テーマ:ジャーナリストが見たオランダの福祉
ゲスト:浅川 澄一 氏(前日本経済新聞編集委員・ジャーナリスト)

Evernote Camera Roll 20130207 224714.jpg前回、すぐに定員に達してしまい、参加できなかった方も多かったため、場所を変え、再び浅川さんにお話し頂きました。
今回は、会員の方が自宅を建て替えで作った交流スペース「ラミヨ」にて行いました。
浅川さんからは、オランダの福祉のお話に加え、先日放映されたNHKスペシャル「終の住処はどこに―老人漂流社会」の真実についての追及もあり、一回目にも増して熱弁を奮っていただきました。

マイケアカフェ2013冬

日時:2013年1月15日(火)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:ジャーナリストが見たオランダの福祉
ゲスト:浅川 澄一 氏(前日本経済新聞編集委員・ジャーナリスト)

DSC02035.JPGあっという間に定員に達した今回のマイケアカフェはギュウギュウ満員の大盛況でした。
北欧の福祉はよく聞きますが、オランダって???
今回は、オランダの福祉の視察に行かれた浅川さんよりお話を頂きました。
オランダのケアは、在宅介護・医療の浸透が土台にあるため、病院死は35%!(日本は80%)
高齢者住宅は自宅、地域の延長にあり、生活を楽しむ仕掛けが充実している。
安楽死を認める背景には、家庭医の浸透と本人本位・自己決定の尊重があること等々
初めて聞くオランダのケアの実情を学びました!

マイケアカフェ2012秋

日時:2012年11月7日(水)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:システムエンジニアから見たケアプラン
ゲスト:山内 昇 氏(『自己作成支援ソフト とき』制作者)

14353_304695886310176_34509753_n.jpg今回のスピーカーは、マイケアの誇る『自己作成支援ソフト とき』の制作者である山内昇さん。「システムエンジニアからみたケアプラン」というトークテーマでお話して頂きました。
そもそも山内さんとの出会いは会が発足してから間もないとき。あれから約11年、介護保険制度はますます複雑に…。それでも長く長くお付き合いして頂き、現在『とき』は Ver.5.0 に(感謝!)
開発経緯から介護保険制度の未来まで話しは盛り上がりました。
※写真は参加者の振り返りシート

マイケアカフェ2012夏

日時:2012年7月30日(月)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:医療・介護・社会保障をめぐる政策提言の方向性
ゲスト:三原 岳 氏(東京財団/研究員・政策プロデューサー)

185881_301859663245834_1957046876_n.jpg参加者はスピーカーを入れて12名。「丸投げしない」ということが、これからの柱だと実感できました。
最後に、多くの人が印象に残った言葉として挙げたのが「合理的配慮」。障がい者分野で言われていることです。言葉は難しいけれど、三原さんが分かりやすい説明をしてくださって、納得そして共感。
美味しい料理と、いろんな種類のお酒と飲みものと、気持ちのいい会話…、時間が来てもなかなか話が途切れず、時間が超過してしまいました。

マイケアカフェ2012春

日時:2012年5月28日(月)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:成年後見制度と市民後見人
ゲスト:松清 智洋 氏(社会福祉士・介護福祉士)

576750_240296319416800_554625355_n.jpg「成年後見制度と市民後見人」というテーマで、松戸市でこの問題に取り組んでいる松清さんに話をうかがいました。
とても大切だし、これからもっと必要となる制度ですが、実際に活用している人はとても少ない…。普通の人にとってはとても遠い存在の制度となっています。介護保険制度と車の両輪として生まれたものの、介護保険制度だけが突っ走っているって感じですね。
いろんな問題がある中で、キーワードとして出たのは「ネットワーク」。複数でネットワークを組んでその人を支えるという発想です。
市民後見人については、多くの自治体や社協が養成講座などを開いていますが、カルチャーセンター的な感が強く、それでこの重責を担える人が育つのかという疑問の声が多く上がりました。
参加者は11人。美味しい食事と飲み物をいただきながら、ときに脱線しつついい交流ができました。

マイケアカフェ2012冬

日時:2012年2月6日(月)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:リハビリテーション

422386_187027384738267_188390337_n.jpg参加者は12人。その中に、一般人、医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、理学療法士、などさまざまな専門性、かつ、立場も介護者、援助職、高齢当事者、客観的な立場、年齢も20歳代から80歳代まで、さまざまでした。
テーマは、「リハビリテーション」
リハビリという言葉は、もしかすると、高齢者には「ケアプラン」よりも親しまれているかもしれません。特養ホームにヒアリングに行くと、多くの入居者が楽しそうにリハビリの話をしてくれます。
今回の改定でも、とても重視されているのを感じていますし、 当事者からも社会的にもとても期待されていると思います。
一方で、何のためにリハビリをするのかということを置き忘れてしまうと、リハビリがお仕事になってしまう恐れも感じていました。
マイケアカフェでは、理学療法士で訪問リハビリをやっている橋本さんがプレゼンをした後、意見交換を行いました。
みのりカフェのおいしい食事とドリンクを取りながら、いつもながらワイワイガヤガヤ盛り上がりました。
橋本さんの話の中で、心が動く→体が動く→さらに心が動く→さらに体が動く、という好循環が生まれることが大切で、心が動くところも支援していきたい、という言葉があり、参加者の共感を呼んでいました。
リハビリは、身体機能だけでなく心身ともに及んでこそ…。このことをもっと多くの皆さんに共感してもらいたいな、と思います。

マイケアカフェ2011秋

日時:2011年10月27日(木)19:00~21:00
場所:みのりCafe(根津)
テーマ:自分らしい介護のある暮らし

全国マイケアプラン・ネットワークでは、毎月第3土曜日に例会を持っていますが、これは会員限定の閉じた集まりです。
このたび、新しい試みとして、テーマに関心のある方ならどなたでも参加できる「マイケアカフェ」というものを企画してみました。
介護・医療・看取り 等を特別なこととして向き合うのではなく、人生の一部として、暮らしの中にある出来事として、専門家も一市民として、語り合う場です。
美味しいお酒、お食事をしながら、気楽に、立場や肩書きや職種や業界を越えて対話を楽しむイベントです。

報告

294827_128130840627922_2118483311_n.jpg16名の参加、マイケア会員でない方も、5人ほどみえて、それぞれの話題で盛り上がりました。予定時間をオーバーするほどでした・・・。ワイワイガヤガヤ、例会とは違った雰囲気で、交流ができたような気がします。